脳卒中・循環器基本法



脳卒中・循環器病対策基本法の成立 !!

健康寿命を延伸する「脳卒中・循環器対策基本法」が2018年12月10日(月)衆議院本会議の可決を経て、正式に成立しました。

「政府はてんかん、失語症等の脳卒中の後遺症を有する者が適切な診断および治療をうけること、並びにその社会参加の機会が確保されることが重要であること等に鑑み、脳卒中の後遺症に関する啓発及び知識の普及、脳卒中の後遺症に関わる医療の提供を行う医療機関の整備及び当該医療機関その他の医療機関等の間における連携協力体制の整備、脳卒中の後遺症を有する者が社会生活を円滑に営むために必要な支援体制の整備等について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。 」

と書かれています。失語症の文字が日本の法律に掲載されたのは、初めてのことです。 これまで10年、NPO法人日本失語症協議会は公益財団法人日本脳卒中協会と一緒に、頑張って運動を継続してきました。その甲斐がありました。

これまで長く努力して下さった皆様に感謝します。 

今後は行政が失語症施策に積極的に取り込んでくださることを期待しています。

 

「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」全文